ココ・アヴァン・シャネル 愛とファッションの革命児

[今週のお題]この本を読むきっかけは映画の「ココ・アヴァン・シャネル」。

文化の違う日本では決して親切といえない中身だったが、

シャネルの誕生の背景と核が描かれていて、自然と本に手がのびた次第。

さらに絶句することとなった・・・

何故か?映画ではごく当たり前というか明白な事実として描かれているが

本は一種の暴露本であった。ガブリエル(ココ)は、自分の生い立ちやら

過去やらをウソで固めて真実を消し去っていたからだ。それも執拗に。

一方、書き手も執念でこれらのフェイクを慎重に見極め剥がしていく。

彼女の出生から激動の時代背景もフェイクを必要としたに違いない

半端な人生ではない。人徳には無縁な気もするが安らかなことを願おう!