シャネルとストラヴィンスキー〜センスの合流

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昨年からシャネルの映画を鑑賞してきて

最後にシャネルとストラヴィンスキーである

前2作品と違い、人々が期待するであろう

シャネルワールド的世界観で構築されていたと思う

その点を後押しした重要な役割は

ストラヴィンスキーバレエ音楽だったり

その芸術への強い信念で葛藤していく作曲過程の品みたいなものだ

音楽好きの人まで虜にする作品になっていた

作曲上の彼の戦いは実に美しい

そのバックとして、つまりパトロンとしてのシャネルは

前2作品と違い、パトロンをえる側でなく パトロンたる側で支える

そこにはセンスのある者の惹かれあうワールドにつつまれる

普通にいえばそれは単に不倫ですねってなるわけだけど

そんなものを超越したかのような説得力が存在し

違和感をもたせないまじっくが感じられた

調度品、服、装飾品、映像、人格まで魅力を放つ

どらまがしゃねるに相応しい内容となっていた

個人的にはソングライターとして得るものの多い映画であった

まあパトロンをみつけるのは簡単じゃないけどね

いいときばかりでもなくわるいときばかりでもないから

やるべきことを葛藤しながらもやり続けることだな

映画は濡れ場が少し激しいところもあるので

大人限定ってことで・・