バド・パウエル バド・パウエルの芸術
本日のご紹介はバド・パウエルのトリオです
- アーティスト: バド・パウエル,カーリー・ラッセル,マックス・ローチ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1995/04/26
- メディア: CD
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これはとりわけピアノの頂点じゃないかなと思うくらい好き
勿論他にもいくつか挙げたい人もいるが
音楽的影響をピアノで得た場合の典型がこれじゃないかな
といっても私の音楽に現れているかは別ですけどね
ビ・バップ
といえばよいのでしょうか
強力なムーブメントだったのは音を聴けば理屈抜きでわかります
特にこの作品はドラムにマックスローチを擁していて
最高の絡みが出来ているといえる
全盛期のジミーペイジとジョンボーナムみたいな化学反応が
存在しているのは確かだと思う
まるで違う音楽であってもね
踊る感じをピアノで表現し尽しているのが
バドパウエルの凄さで緩急とスピード感は絶品
音の使い方には学ぶものも多い
初期が全盛期と思っていますが
情熱の問題なのか、そこは謎です
ピアノものならこのアルバムを聴かずには何一つ
認められないよ といいたいくらいの奇跡がここにはとじ込められている
ジャズおそるべしなのです
この音楽はロックな音の原型でもあると思いますよ、ホント
ロバートジョンソンの突然変異と同様
明かに無視できない一枚でございます