バド・パウエル バド・パウエルの芸術

本日のご紹介はバド・パウエルのトリオです

バド・パウエルの芸術

バド・パウエルの芸術


これはとりわけピアノの頂点じゃないかなと思うくらい好き

勿論他にもいくつか挙げたい人もいるが

音楽的影響をピアノで得た場合の典型がこれじゃないかな

といっても私の音楽に現れているかは別ですけどね


ビ・バップ

といえばよいのでしょうか

強力なムーブメントだったのは音を聴けば理屈抜きでわかります


特にこの作品はドラムにマックスローチを擁していて

最高の絡みが出来ているといえる


全盛期のジミーペイジとジョンボーナムみたいな化学反応が

存在しているのは確かだと思う

まるで違う音楽であってもね


踊る感じをピアノで表現し尽しているのが

バドパウエルの凄さで緩急とスピード感は絶品


音の使い方には学ぶものも多い

初期が全盛期と思っていますが

情熱の問題なのか、そこは謎です


ピアノものならこのアルバムを聴かずには何一つ

認められないよ といいたいくらいの奇跡がここにはとじ込められている

ジャズおそるべしなのです


この音楽はロックな音の原型でもあると思いますよ、ホント

ロバートジョンソンの突然変異と同様

明かに無視できない一枚でございます